研修医の声
研修医の声④
研修医M先生|金沢大学卒
2024年9月から1ヶ月間、脳神経内科で研修させて頂きました。脳神経内科の研修では主に外来見学を通して神経診察や長谷川式やMMSEなどの認知機能検査を学び、機会があれば実際にそれらの検査を行います。救急で髄膜炎疑いの患者に対して腰椎穿刺を行います。初めての腰椎穿刺では針で脊髄を傷つけるのではないかといった不安も抱きやすいですが、消毒のやり方から針を刺す位置まで、指導医の先生から丁寧に教えて頂けるので、きちんと手順を守れば安全に施行することができます。
また脳神経内科の研修が始まる前ですが、指導医の先生から学会発表に良い症例があるからやってみないかとの提案があり、2024年3月に開催された第168回日本神経学会東海北陸地方会に演者として参加させていただきました。脳神経内科の症例は難しかったですが、よく指導していただきました。スライド作成や学会発表の練習でも脳神経内科以外の多くの先生からアドバイスを頂きました。先生方の手厚いサポートのおかげで学会発表も上手くいき、学会から発表内容についての論文化のオファーも頂きました。現在、指導の下、論文執筆中です。
このように金沢市立病院では他の病院と異なり学会発表の機会も多く、論文執筆も指導いただけます。初期研修中に学会発表を積極的にしてみたいという方は学会発表のチャンスの多い当院はおすすめです。