研修医の声
研修医の声⑩
研修医Y先生|金沢医科大学卒
2025年5月に呼吸器内科で1ヶ月間研修しました。1日に流れは主に午前中は外来見学し、午後からは気管支鏡検査がある日は気管支鏡の見学をしたり、呼吸器内でのカンファレンスをしたり、病棟業務をしたりするといった形でした。
外来見学では胸部レントゲンやCT画像の所見の見方、主訴や画像所見から今後の検査や考えられる病態・鑑別などの思考過程、患者さんとの接し方のついて学ぶことができました。呼吸器の疾患では特に膠原病などの他の分野とのつながりが深く、幅広い知識の必要性を感じる良い機会となりました。気管支鏡検査では助手として検査の手伝いや、気管支鏡の所見や検査の流れについても学ぶことができました。
呼吸器カンファレンスでは直近に入院した患者さんの発表をしました。発表する際に、人に伝わりやすくする言い方や検査所見の出す順番、その患者さんでもっと注目するべき視点など今後その患者さんを理解する上で重要なことを多く学べました。病棟では肺炎や肺癌、COPD、間質性肺炎など多くの症例を経験することができ、同じ疾患でも患者さんによって適切な処置が異なることや原疾患などの背景によって注目すべき検査所見が変わることを学べました。
呼吸器の先生方はとても優しく、丁寧にわかりやすい指導のため楽しく研修を行うことができました。最後に1ヶ月お世話になりました指導医の先生方に御礼申し上げます。