研修医の声

研修医の声㉓

研修医Y先生|金沢大学卒

 私は4月から金沢市立病院の初期臨床研修医として勤務させていただいており、5月の1ヶ月間、腎臓・リウマチ内科をローテーションさせていただきました。研修医1年目の5月ということで、入院患者さんの管理についてもまだまだ分からないことが多い中での研修でしたが、日々の診療を通して、入院管理とは何を考え、どのように進めていくのかを学ぶことができました。
 病棟では、指導医の先生方と入院患者さんについて相談しながら、治療方針や今後の検査、退院に向けた計画などを考えました。特に、目の前の症状や検査結果に対応するだけでなく、患者さんの病態を整理し、「次に何を調べるべきか」「その検査で何を明らかにしたいのか」と考えながら検査を組み立てていくことが重要だと学びました。また、膠原病の患者さんを担当する中で、ステロイド治療では治療効果だけでなく、感染症や血糖上昇、骨粗鬆症などの副作用に対してどのように対策を行うのかを学ぶことができました。
 また、透析についても実際に見学させていただきました。透析機械の仕組みや治療の流れに加え、初回透析導入の患者さんではドライウェイトの考え方や、透析患者さんの採血で特に電解質やBUN・Crに注目して経過をみることなどを教えていただきました。実際の患者さんの治療を見ながら学ぶことで、これまで知識として学んでいた透析について、より具体的に理解することができました。
 研修中は分からないことも多くありましたが、先生方は豊富な知識をもって丁寧に指導してくださり、疑問に思ったことを質問しやすい雰囲気を作ってくださいました。自分なりに考えてから質問し、先生方から教えていただく中で、知識だけでなく、日々の診療でどのように考えていくべきかを学ぶことができました。  この1ヶ月間の研修を通して、腎臓・リウマチ内科の専門的な知識だけでなく、患者さんの状態を把握し、必要な検査や治療を考え、先を見据えて管理していくという医師としての基本的な姿勢を学ぶことができました。今回学んだことを今後のローテーションにも活かし、少しずつ自分で考えて診療できることを増やしていきたいと思います。1ヶ月間、熱心にご指導いただいた先生方に心より感謝申し上げます。

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