• 文字サイズ

    標準

    最大

  • お問い合わせ076-245-2600

病院紹介

上記をクリックしてページを選択してください

院長あいさつ

院長あいさつ

 金沢市立病院は、明治33年3月に開設された「金沢市伝染病隔離所」に始まる、開設以来110年以上を経過する伝統ある病院です。
市立病院の基本理念は、「市民の生命と健康を守るため、地域のニーズを反映し市民に信頼される質の高い病院を目指す」です。
使命は、「安全、安心、味わいの医療」です。

味わいとは、患者さん自ら参加していただく意味で、地域住民の方々、患者さんを中心とした新しいタイプの地域連携型病院を目指しています。
現在、地域医療構想、地域包括ケア、専門医制度など医療制度改革が進められ、病院を取り巻く環境は厳しいものがあります。
しかし、市民の方々に安全・安心な医療、健康増進などを提供し、安心して住める金沢市とする事が自治体病院の役割であり、日々病院での診療の質の改善、住民の健康管理のサポート、経営の効率化に取り組んでいます。

現在行っている病院経営改善の取り組みをご紹介いたします。

金沢市立病院 院長 髙田 重男

1.住民の生活の場としての病院

「まちなかサロン健康講座」の様子

自治体病院は、地域住民のための病院であり、金沢市立病院は地域を支える病院、地域の人に支えられる病院を目指しています。

これまで、金沢美術工芸大学と連携し、「ホスピタリティアート・プロジェクト」を行っており、「ホスピタル・ギャラリー」や待合ロビーをステンドグラスで飾る活動を行っております。

その活動は全国的にも注目され、NHK総合テレビ「クローズアップ現代+」で放映されました。
最近は、病院前の商業施設を借り、住民の方のたまり場として「まちなかサロン」を週1回開催しています。

金沢学院大学、金沢美術工芸大学、地域ボランティア「四ッ葉の会」と病院職員が連携し、運動療法、食事療法や病気の予防などの話をしています。
市民公開講座や出前講座、商店街での健康講座を積極的に行っていきます。

2.地域連携病院としての機能強化

地域連携病院としての機能強化

かかりつけ医、介護・福祉施設、在宅医療、母子支援、地域包括ケアとの連携を強化するため、地域連携室の機能を強化しています。
地域連携室として、医師1名、看護師7名、社会福祉士4名、事務3名と体制を強化しました。

入退院支援として、入院前より退院後までの患者さんの支援を一貫して行う体制としております。
また、医療・介護施設や在宅医療との連携を円滑に行うために「地域共通カルテ」を作成し、施設や在宅医療の患者さんが円滑に入院医療が受けられ、逆に入院医療から施設や在宅に戻れるシステムをつくっています。

将来的には、ICTを用い、情報の共有化を行いたいと考えています。
画像検査や内視鏡検査が、かかりつけ医の先生に負担をかけずに行えるよう工夫をしております。

3.急性期病院としての機能強化とセンターの設置

地域連携病院としての機能強化

当院は、急性期病院であり、内科系、外科系医師各1名の当直体制を取り、24時間の救急患者の受け入れを行っています。「救急患者さんを断らない」が当院のモットーです。
また、診療科横断的に総合的疾患管理を行うためセンター化を進めております。

現在、「脳、心血管病センター」、「呼吸器・睡眠センター」、「メタボリックシンドロームセンター」、「消化器病センター」を設置しております。
センター化により、医師間の連携および医療スタッフ間の連携が円滑に行われています。

  • 「脳、心血管病センター」では、脳神経外科医、循環器医、脳神経内科医が連携し、脳血管、心血管病の診断治療に総合的に対応しています。
  • 「呼吸器・睡眠センター」では、呼吸器専門医に糖尿病、循環器の医師が参加し、肺がん、慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎とともに、睡眠時無呼吸の総合的管理を行っています。
  • 「メタボリックシンドロームセンター」では、医師のみならず看護師、保健師、管理栄養士がチームを組み、メタボリックシンドローム支援外来を行っています。

 また、新しい医療、看護、栄養指導への取り組みも行っており、内耳性めまい治療機の開発や看護用品の開発にも取り組んでいます。

4.医療人教育

医療人教育

医学・医療の進歩は目覚ましく、医療人の教育は重要な病院の役割と考え積極的に取り組んでいます。
医学生、看護学生、臨床検査技師、薬剤師、栄養士、リハビリテーションの学生の受け入れを行い、臨床実習を行っています。

また、初期臨床研修医を基幹型として3名を受け入れており、毎年4~5名の研修医が当院で研修しています。

当院の初期臨床研修の特徴は、海外研修で、姉妹都市であるナンシー市のロレーヌ大学との交流を行っています。

看護部では、教育開発室を設置し、看護師の初期研修、看護研究等に積極的に取り組んでいます。
今後は、専門医制度にも積極的に取り組む予定でおります。