• 文字サイズ

    標準

    最大

  • お問い合わせ076-245-2600

人間ドック・各種検診

 

人間ドック(健康管理センター)

人間ドックについて

人間ドックについて

体の具合が悪くなってから、病院を受診することが多いと思いますが、病気の早期発見ができないことがあります。

人間ドックを受診していただき、予防と治療にお役立てください。

 

【受診に際してのお願い事項】
 受診日より1週間以内に下記に該当する方は、受診をお断りすることがあります。キャンセル、受診日変更も承りますので、必ず下記までご一報をお願いいたします。

 

 □1週間以内に、発熱(平熱より高い体温)、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁、頭痛、下痢、嘔気、嘔吐、味覚障害、嗅覚障害などの症状のあった方
 □1週間以内に、県外(通勤を除く)への移動があった方
 □1週間以内に、海外への移動があった方(及びその方と家庭や職場内等で接触歴がある方)
 □1週間以内に、新型コロナウイルス感染症及びその疑いがある患者(家庭・職場内 等での発熱者を含む)と濃厚接触(1m以内15分以上)があった方
 □同居者が上記に該当する方

当院の人間ドックの特徴

胃部内視鏡(胃カメラ)を口から入れるのが苦手な方へ

胃部内視鏡(胃カメラ)を、鼻から入れる検査に変更できます。(現在、対応しておりません。)

大腸内視鏡(大腸カメラ)が苦手な方へ

大腸CT検査が可能です。(宿泊ドックプラン)
【水・木曜日実施】

睡眠時無呼吸検査(宿泊ドックオプション)

宿泊ドックの睡眠中に、簡易な装置を付けて検査ができます。

                睡眠時無呼吸検査詳細はこちら

胸腹部CT検査(宿泊ドック標準プラン)

胸から大腸にかけてのCT検査で、胸部レントゲンだけでは見つけにくい異常もケアします。

マイクロアレイ血液検査(日帰り、宿泊共通ドックオプション)

消化器系がんの存在を90%以上という高い感度で感知することができます。
また、「がんが無い」ことも90%以上の精度で正確に調べることができます。
検査に必要なのは5ccの採血だけです。
X線の被爆も特別な薬剤の投与も必要ない安全な検査方法です。

その他

  • ご自分の健康管理だけでなく、健康増進を目的として、知識や技術を修得していただくことのお手伝いをいたします。

人間ドック受診の流れ

受診の手順

  • 受診申し込み(受診予約)
    ・お電話(076-245-2608)
    ・メール(dokku@city.kanazawa.lg.jp
    ・初診窓口
  • 受診票、問診票、検便容器を受診者に送付
  • 問診票へ記入のうえ、病院へ受診日前までに返送
  • 受診
  • 料金支払
  • 帰宅
  • 結果送付

人間ドックの種類と受診料

人間ドックは、下記3つのコースからお選びいただけます。
また、いろいろなオプション検査の追加も承ります。

コース 内容 料金
日帰りドック(A) 消化器検査:食道・胃・十二指腸+S状結腸ファイバー ¥41,800
日帰りドック(B) 消化器検査:食道・胃・十二指腸ファイバー ¥30,800
宿泊ドック(A) 消化器検査:食道・胃・十二指腸+全結腸ファイバー ¥68,000
宿泊ドック(B) 消化器検査:食道・胃・十二指腸+S状結腸ファイバー※1 ¥61,800
宿泊ドック(C) 消化器検査:食道・胃・十二指腸+大腸CT※2 ¥79,500

※1 石川県市町村共済組合との契約に基づいた人間ドック「1泊2日Ⅰ」コースは「宿泊ドック(B)」に該当します。

※2 石川県市町村共済組合との契約に基づいた人間ドック「1泊2日Ⅱ」コースは「宿泊ドック(C)」に該当します。

◆契約企業等により検査項目・料金が異なる場合があります。

人間ドック検査内容

人間ドックのコース別検査内容は次のとおりです。
○の項目はコースに含まれます。

※金額は消費税込(10%)のものです。
 消費税率により、金額が変更となる場合がございますのでご了承ください。

検査項目 日帰り
ドックA
日帰り
ドックB
宿泊
ドックA
宿泊
ドックB
宿泊
ドックC
身体計測 身長、体重、BMI、腹囲、視力、聴力
腎機能 尿検査(蛋白、潜血、沈渣)

尿素窒素、クレアチニン、NA、K、

糸球体ろ過量

呼吸器 胸腹部CT
胸部直接X-P
循環器 安静時心電図、血圧
血圧脈波検査
推定摂取食塩量
眼科 眼圧検査、眼底検査
消化器 食道・胃・十二指腸内視鏡検査
S状結腸内視鏡検査
全結腸内視鏡検査 ※1
大腸CT検査
腹部X-P
便潜血(2回法)
脂質

中性脂肪、HDLコレステロール、

LDLコレステロール

肝・膵 GOT、GPT、γ-GTP、ALP、LDH
総ビリルビン、総蛋白、膵アミラーゼ
アルブミン定量値
HBs抗原、HCV抗体
腹部臓器 超音波検査
糖尿病
内分泌
尿検査(尿糖)
HbA1c、空腹時血糖
HOMA-R指数
TSH、FT4
血液

ヘモグロビン量、赤血球数、白血球数、

ヘマトクリット、血小板数、血液像

痛風 尿酸
血清 CRP、RF
TP抗体

腫瘍

マーカー

CEA
PSA[55歳以上の男性のみ]
婦人科 子宮頚部がん(細胞診)

[備考]
※1 全結腸内視鏡検査は大腸全体を観察する検査であり、ポリープの切除を行う場合があります。

オプション検査について

※金額は消費税込(10%)のものです。
 消費税率により、金額が変更となる場合がございますのでご了承ください。

脳ドックについて

脳ドック 30,860円
胸腹部CT 7,700円
喀痰検査 3,140円
ヘリコバクター・ピロリ(血液検査) ※1 880円
血液型 500円
腫瘍マーカー(PSA) 1,980円 55歳未満の男性
腫瘍マーカー(CEA) 2,200円 日帰りドックBのみ
腫瘍マーカー(CA19-9) 2,200円
腫瘍マーカー(AFP) 2,200円
乳がん検査(マンモグラフィ) 3,560円 原則40歳以上
乳がん検査(乳腺超音波検査) 3,560円 原則40歳未満
HPV(ヒトパピローマウィルス)検査 5,610円
X線骨密度測定 3,960円
マイクロアレイ血液検査 61,810円
トレッドミル負荷心電図 7,700円 宿泊ドックBのみ
簡易睡眠時無呼吸検査 8,800円 宿泊ドックのみ
CT内臓脂肪測定検査 3,300円 宿泊ドックのみ

※1 1ヶ月以上胃薬(市販薬も含む)を飲み続けている方は検査対象になりません。

                オプション検査詳細はこちら

人間ドックご予約・受診にかかるご注意点

  • 人間ドックは予約制です。お申し込みは電話・メール・受付窓口で承ります。
  • 85 歳以上の方については、ご本人の安全のため受診をご遠慮いただいております。
    ご心配な点などありましたら、通常の診療をおすすめします。
  • 問診票、同意書、検便容器は予約確定後、郵送でお送りします。
  • 問診票、同意書等はご記入のうえ受診の受診日前までに病院へ返送してください。
  • 便潜血2日間の便採取は、受診日にできるだけ近い日に採取し、受診日当日にお持ちください。
  • 妊娠中・授乳中の方はドック受診をご遠慮願います。
  • 持続型血糖測定器(リブレ等)を装着されている方は、交換時のみドック受診が可能です。

お電話によるご予約

金沢市立病院医事室(076-245-2608)にお電話いただき、「ドック予約担当まで」とお申し付けください。

メールによるご予約

金沢市立病院代表メールアドレスまで下記項目をご送付ください。
メール(dokku@city.kanazawa.lg.jp

電子メールの申込内容確認後、当院ドック予約担当よりお電話を差し上げ、最終的な日程の確定を行います。

  • メールの件名:「人間ドック予約」
  • 「お名前」
  • 「性別」
  • 「生年月日」
  • 「ご自宅の郵便番号」
  • 「ご住所」
  • 「電話番号」(日中のご連絡先)
  • 「メールアドレス」
  • 「ドックの種類」
  • 「ご希望の受診日」
  • 「お問い合わせ・ご希望事項」

服薬中の方へ

  • 服薬治療中の方は、ドック受診中も継続して服用していただく必要がありますので、受診日の分の薬を必ずお持ちください。なお、受診1日目の朝は検査のため薬は服用せずに来院ください。
  • 抗凝固薬(ワーファリン、パナルジン、バイアスピリン等)を服用されている場合は、内視鏡検査で病変組織を調べる検査(生検)を行うことができません。(出血が止まらない可能性があるためです。)

前もって、抗凝固薬中止の良否を主治医にご相談ください。また、ドック受診当日その旨を担当者にお伝えください。

受診前日に注意していただきたいこと

  • 受診前日の夕食は午後9時頃までにお取りください。(検査に影響しますので、「バター」、「牛乳」、「卵」、「天ぷら」、「うなぎ」、「クリーム」、「中華料理」などの脂肪分の多いものは、取らないでください。)
  • 受診前日の夕食以降は、水、お茶程度の飲み物以外は取らないでください。
  • 宿泊(A)(C)コースについては、大腸全体の検査のため受診前日には食物繊維の少ない食事をお取りください(パンフレットをお送りします)。

受診当日のご注意

  • 受診当日は絶飲・絶食でお越しください。
  • 日帰りドック(A)(B)、宿泊ドック(A)(C)を受診の方は午前8時までに、宿泊ドック(B)を受診の方は午前8時30分までに「健康管理センター」(東館2階)へおこしください。
  • 保険証、受診票、検便容器、服薬中の薬は忘れずにお持ちください。
  • 宿泊ドックを受診の方は、検査衣、洗面用品、入浴用品はこちらでご準備いたします。
  • ドック受診料は受診日にお支払いいただきます。
    ※使用できるクレジットカード等
  • 受診当日は来院されましたらすぐに尿検査がありますので、あらかじめご承知ください。
  • 緑内障(あおそこひ)の方は、ドック担当者にお申し出ください。(眼圧検査の際に必要です。)
  • 胃・十二指腸内視鏡検査で鎮静剤をご希望の方は、車での来院をおことわりしています。
  • 宿泊(A)(C)コースの方は、受診日は大腸検査のため朝食・昼食とも絶食となります。また、大腸検査の前処置として下剤投与と点滴を行います。受診日は車(運転)での来院はできません。

待合室宿泊宿泊

受診結果のお知らせ・お問い合わせ

  • 人間ドックの検査結果は総合判定のうえ、後日(約3~4週間後)成績表をお送りします。
  • 受診結果のお問い合わせは健康管理センター(電話番号 076-245-2600(代表) 内線271)が承ります。

脳ドック

脳ドックのご案内

 近年、我が国では、高年齢化社会を迎え、それとともに脳卒中に罹る人が増えています。脳卒中とは、脳の血管が詰まったり、破れたりする病気で、日本人の三大死亡原因のひとつになっています。
 厚生労働省が令和元年(2019)11月に公開した『人口動態統計2018』によると、脳血管疾患は男性の死亡原因3位、女性の4位で、年間死亡者数は約10万8千人。また、患者数では45~54歳で4万7,000人、55~64歳で11万2,000人にものぼるといわれています。
 脳卒中に罹患した場合、たとえ命をとりとめても麻痺や、言語障害、嚥下障害などの後遺症を残すケースが少なくありません。発症するまでは、自覚症状が乏しい場合がほとんどです。自覚症状のない段階から定期的に脳ドックを受けることによって、発症を予防できるケースが少なくありません。
 脳ドックでは、無症状の方を対象にMRI、MRAによる画像検査を中心として、無症候・未発症の脳・脳血管疾患、あるいはその危険因子を発見し、それらの発症や進行を防止することを目的としています。
 中・高齢者(概ね40代以上)で、自覚症状はないけれど、脳卒中などの病気が気になる方、高血圧・糖尿病・高脂血症・肥満・喫煙などの脳卒中危険因子を有する方、脳卒中の家族歴がある方にお勧めします。

検査の内容等

1.問診、診察
2.血圧測定、血液検査、尿検査、心電図
3.頸動脈エコー(危険因子としての高血圧・糖尿病・高脂血症・心疾患等の
  有無と、頸部頸動脈の狭窄等を調べます。)
4.前認知症テスト(高次脳障害の検査)
5.磁気共鳴装置(MR)を使用しての脳の検査
   MRI:脳実質の検査(脳梗塞や脳腫瘍等を見ます)
   MRA:脳血管の検査(脳動脈瘤、脳主幹動脈の狭窄、閉塞の有無を見ます。)
※オプション脳ドックでは、2.血圧、血液・尿検査、心電図を人間ドックにて実施します。

脳ドックを受けられない方

脳ドックで最も重要なMR検査は強力な磁力線を使うので、
 ◎ 心臓ペースメーカーを装着されている方
 ◎ 治療または手術などで体内に金属性のものが入っている方
 ◎ 妊娠されている方
 ◎ 入れ墨がある方
 ◎ 閉所恐怖症の方
 ◎ 持続型血糖測定器(リブレ等)を装着されている方
は危険があり受診できません。

脳ドックを受けて欲しい方

 ◎ 40歳以上の中高齢者
 ◎ 脳卒中を起こしやすい危険因子を持っている方
    ・ 高血圧症
    ・ 糖尿病
    ・ 高脂血症
    ・  家族(特に1~2親等内)にクモ膜下出血を起こした人がいる方、
     脳出血・脳梗塞を起こした人がいる方
    ・ 心臓病(心膜症・不整脈・心房細動など)を患っている方
    ・ 肥満・飲酒歴・重度喫煙者・ストレスの多い方
 ◎ 物忘れ・頭痛・めまい・しびれ等が時々あり、不安のある方

脳ドックで行われる主な検査と、発見される異常所見

1.MRI検査
 MRI装置を用いて頭部の断層写真を撮影します。
  ●無症候性脳梗塞 無症候性脳梗塞は将来 症候性脳梗塞、認知機能障害を発症する危険因子となっています。
  ●無症候性脳出血 無症候性の陳旧性脳出血はまれですが、撮影条件で微小出血が多数検出される場合があります。微小な出血ですが、多発している場合は将来 脳血管障害を発症する危険性が高いと言われています。
  ●脳腫瘍   MRIでは髄膜腫、神経鞘腫、下垂体腺腫などの無症候性脳腫瘍が発見される機会が増えてきています。
2.MRA検査
 MRI装置で血流の信号を処理することで、造影剤を用いることなく脳血管、特に脳動脈の形態を立体画像化します。
  ●未破裂脳動脈瘤 くも膜下出血の原因となります。部位や、大きさ、形状により、出血する確率がわかってきました。
  ●脳動静脈奇形 脳出血やてんかん発作の原因となることがあります。
  ●脳動脈狭窄 狭窄の程度や、無症候性脳梗塞の合併などを考慮して、治療を考慮していきます。
3.頚部血管超音波検査
  ●頸動脈プラーク(血管内腔に限局的に突出した病変)
   プラークの存在の有無、プラークの性状、表面性状、可動性を観察します。
   プラークが大きい場合、性状が血腫や粥腫であったり、表面に潰瘍を形成している場合などは治療が必要となります。
  ●動脈狭窄 動脈の狭窄の有無について観察します。
   血管狭窄が疑われる場合、さらに精査治療を要します。

受診について

オプション検査について

  • 【受診の手順】
    1.受診申し込み(受診予約)
    2.受診票、問診票を受診者に送付
    3.問診票へ記入のうえ病院へ返送
    4.受診
    5.料金支払
    6.帰宅
  • 【受診にあたってのお願い等】
    ・受診の申し込みは、電話でも受け付けします。(076)245-2608(8:30~13:00)
    ・受診のとりやめ、日時の変更の場合はお早めにお知らせください。
    ・問診票は、よくお読みになって、受診日前までに必着でご返送ください。
  • 【受診日(当日)のご注意】
    ・服用中の方で、「高血圧」の薬でしたら、当日の朝服用してもかまいませんが、それ以外の薬は服用を控えてください。また、受診日当日はお薬をお持ちください。
    ※オプション脳ドックの方は、薬の服用をせず、お持ちください。
  • 【検査結果のお知らせ。お問合わせ】
    ・検査結果は、後日(約3~4週間後)検査成績表をご自宅まで送付します。
    ・検査結果のお問合わせは、健康管理センター(076-245-2600)〈内線271〉までお願いいたします。
  • 【実施日】
    ・月~金曜日(宿泊ドックは1日目午後)
  • 【料金】
    ・単独    41,800円(税込)
    ・オプション 30,860円(税込)