• 文字サイズ

    標準

    最大

  • お問い合わせ076-245-2600

診療科・部門

臨床検査室

臨床検査室

検査室では、大きく分けて、体の機能を直接調べる生理機能検査業務と、体から採取された検体 (血液、尿、組織など)を調べる検体検査業務を行っています。
24時間体制で緊急検査に対応しています。
迅速かつ精度の高い結果をお届けできるよう、努めています。

診療(業務)内容

生化学・免疫血清検査

生化学・免疫血清検査

生化学検査では、体液電解質、肝機能、心機能、腎機能、糖質関連、脂質関連などの検査を行っています。
免疫血清検査では、ウイルス感染関連検査やホルモン検査、腫瘍マーカー検査、自己免疫疾患やアレルギーの検査などを行っています。
診断に必要な基本的検査となるため、迅速且つ正確に報告しています。

血液検査

血液検査

身体に流れる血液の中で、酸素を運搬する赤血球、身体に侵入した細菌と戦う白血球、出血を止めるために必要な血小板などの血液細胞数や凝固関連項目を検査しています。
また、血液内科医と骨髄検査を行い、白血病や悪性リンパ腫の検査も行っています。

一般検査

一般検査

尿検査は全身の状態を反映する、患者さんに負担が少ない検査方法です。
腎臓・泌尿器科系の病気や糖尿病を調べる検査です。
またインフルエンザやマイコプラズマ、肺炎球菌などの迅速検体検査も行っています。

輸血検査

輸血検査

輸血は貧血や出血の際に必要な治療です。
輸血検査では、輸血が安全に行われるための検査(血液型・不規則抗体検査・交差適合試験等)、血液製剤の保管・管理を行っています。
当院では全自動輸血検査装置を導入しています。
また、輸血後の副作用や感染症などの追跡調査を行い、臨床への情報提供を行っています。

細菌検査

細菌検査

患者さんの血液・痰・尿・便などの検査材料から、感染症の原因となる病原微生物を特定しています。
適切な抗菌薬情報を提供し、迅速な診断・最適な治療に役立てています。
近年問題となっている薬剤耐性菌情報も迅速に提供し、院内感染対策に重要な役割を担っています。

生理機能検査

生理機能検査

様々な医療機器を用いて体の機能を調べています。
心電図・心臓超音波検査・血圧脈検査などの循環生理検査、呼吸機能検査・呼気NOなどの呼吸生理検査、脳波・神経伝導速度などの神経生理検査、終夜睡眠ポリグラフィーなどの睡眠検査に大別されます。
医師と臨床検査技師が協力し、患者さんに負担なく検査ができるよう努めています。

病理検査

病理検査

各種臓器を検体とする「組織診断」と、婦人科材料や尿・喀痰などを検体とする「細胞診断」の2つで疾患の原因を追求しています。
常勤病理医1名と細胞検査士3名で業務を行っており、患者さんから採取した検体から標本を作製し、顕微鏡で観察して悪性かどうかを判断します。
また、手術中に組織診断を行う「術中迅速診断」や、病因究明のための「病理解剖」も行っています。

スタッフ紹介

小林 雅子

小林 雅子室長

【専門分野】
臨床検査

【資格等】

臨床検査技師   14名

学会認定及び国家ライセンス(H30.1現在)

認定病理検査技師 2名 認定輸血検査技師 1名
認定血液検査技師 1名 認定臨床微生物検査技師 1名
感染制御認定臨床微生物検査技師(ICMT) 1名 細胞検査士 3名
国際細胞検査士 2名 特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者 2名
有機溶剤作業主任者 2名 超音波検査士(循環器) 1名
睡眠医療認定技師 2名 米国認定睡眠ポリグラファー(RPSGT) 1名
二級臨床検査士(循環生理/臨床化学/微生物) 5名 緊急臨床検査士 5名
栄養サポートチーム(NST)専門療法士 1名 医療情報技師 1名
情報処理技術者(ITパスポート) 1名  

その他(専門外来、研究、設備等)

終夜睡眠ポリグラフィー(PSG)

終夜睡眠ポリグラフィー(PSG)

主に睡眠時無呼吸症候群を調べるための検査です。
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が止まったり弱くなることにより睡眠障害や低酸素血症をきたす病気です。
高血圧や虚血性心疾患、脳血管障害、糖尿病などの合併症を引き起こすだけでなく、日中の眠気による交通事故や仕事の能率低下などにも関連があることが知られています。当院は学会認定医と学会認定検査技師が複数在籍し、日本睡眠学会認定施設Aを取得しています。精度の高い検査と治療を提供することができます。

ICT、AST活動

当院は第二種感染症医療機関に指定されており、細菌検査の臨床検査技師も感染制御チーム(ICT)と抗菌薬適正使用支援チーム(AST)の一員として、活躍しています。

高感度インフルエンザ検査

高感度インフルエンザ検査

現在、インフルエンザの迅速診断には、イムノクロマト法を利用した迅速キットが広く使用されていますが、当院ではさらに高感度の迅速検査を行っています。
銀増幅技術を応用した検査であり、従来法に比べA型で8倍、B型で32倍高感度であり、インフルエンザの早期診断が可能です。

研究・学生実習

臨床研究に関するお知らせ(敗血症検査についての検討)  当院で血液検査を受けれた患者様へ

 

・金沢大学医薬保健学域検査技術科学専攻の学生の卒業研究・臨地実習・臨地マネジメント実習を行っています。

〈卒業研究テーマ〉

平成24年 尿細胞診断におけるp53,CK20を用いた免疫細胞化学の有用性
平成25年 一般病院におけるClostridium difficileの保菌に関する研究
平成26年 Clostridium difficileに関する研究
平成27年 銀増幅技術を応用したイムノクロマト法による高感度インフルエンザ迅速キットの特性についての検討
平成28年 膀胱癌の尿細胞診鑑別困難例におけるp53,CK20の免疫細胞化学的検討
平成29年 膀胱癌の尿細胞診におけるp16の免疫細胞化学的検討
平成30年 子宮頚部病変の婦人科細胞診におけるp16及びHPVの免疫細胞化学的検討