金沢市立病院概要と沿革
近年、医療の分野における技術の進歩はめざましく、それに比例するように住民の健康に対する意識もまた、年々高まりをみせております。金沢市立病院では、現在の健康志向の社会の中で、いかにして最新の医療を提供し、多様化する患者さんのニーズに対応していくかを常に考えてまいりました。
このような意識を予防医学の部門で実現させるべく、人間ドック、透析センター、内視鏡センターの各部門を拡充した東館を整備いたしました。ここには新たに骨粗しょう症等に対応した女性ドックや更年期外来も開設されております。来院された方々が今まで以上に快適に、ゆとりを持って受診していただき、さらなる健康への関心を高めていただければ幸いに思います。
本館
6階 | 6階病棟 |
5階 | 5階東病棟、5階東HCU病棟、5階西病棟 |
4階 | 4階東病棟、リハビリテーションセンター |
3階 | 3階東病棟、手術室、中央材料室、臨床工学室、看護部管理室、講堂 |
2階 | 小児科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、中央検査室、生理検査室、超音波室、外来点滴室、カンファレンス室、医局、事務局、診療録管理室 |
1階 | 内科(神経内科、消化器内科 循環器内科 呼吸器内科 腎臓・リウマチ科 内分泌・糖尿病内科 血液内科を含む)、外科、整形外科、脳神経外科、麻酔科・ペインクリニック科、放射線室、救急室、薬局、栄養指導室、総合案内、計算窓口、地域連携室、入院センター、医事室、防災センター、軽食喫茶室 |
地階 | 栄養管理室・給食室、売店、理容室、医療ガスボンベ室、心臓リハビリ室、ESWL室 |
別館
5階 | 呼吸器・睡眠センター、医療安全管理室、教育開発室 |
4階 | 労働組合事務所、臨床研修医室 |
3階 | 感染症病棟等 |
2階 | 入退院支援室、会議室等 |
1階 | 別館診療室 |
東館
3階 | 透析センター、院内託児所、病児保育室、教育研修室 |
2階 | 健康管理センター、内視鏡センター |
1階 | 駐車場 |
病院概要
病院名 | 金沢市立病院 |
病院種別 | 公立病院(都道府県市区町村組合) |
病院事業管理者 | 髙田 重男 |
院長 | 松下栄紀 |
診療科目 | 神経内科 循環器内科 血液内科 整形外科 泌尿器科 耳鼻咽喉科 呼吸器内科 腎臓・リウマチ科 小児科 脳神経外科 産婦人科 麻酔科・ペインクリニック科 消化器内科 内分泌・糖尿病内科 外科 皮膚科 眼科 |
その他の診療部門 | 放射線室 リハビリテーション室 臨床検査室 病理診断科 人間ドック(健康管理センター) 地域連携室 手術室 臨床工学室 透析センター 栄養管理室 薬剤室 内視鏡センター 救急室 |
開設 | 1900年(明治33年)3月 |
病床数 | 306床 内訳:一般275床、結核25床、感染症6床 |
職員数 | 400名 医師:44名、看護師:244名 |
面積 | 敷地面積:16,417.38㎡ 建築面積:5,362.7㎡ 延床面積:22,404㎡ 本館:18,070㎡ 別館:1,255㎡ 東館:3,079㎡ |
建物 | 構造:鉄骨造、外壁プレキャストコンクリート板(地階、鉄骨鉄筋コンクリート造) 本館:地下1階〜地上6階 別館:地上5階 東館:地上3階 |
金沢市立病院憲章
金沢市立病院は市民の生命と健康を守るため、地域のニーズを反映し市民に信頼される質の高い病院を目指します。
- 最新の医学水準に基づく診療を行います。
- 親切で心のこもった医療サービスを行います。
- 患者さんの権利や意思を尊重します。
- 患者さんが満足し安心できるよう努めます。
- 適正で効果的な病院運営に努めます。
沿革
明治33年3月 | 金沢市伝染病隔離所を設置(桃畠町地内(現在の野町3丁目)) |
35年2月 | 金沢市立桜木病院に改称(茶畠町地内(現在の寺町4丁目)に移転) |
昭和3年4月 | 金沢市立金沢病院を新設(野田寺町1丁目地内(現在の寺町1丁目)) |
23年10月 | 金沢市産院を新設(下本多町地内) |
25年4月 | 金沢市立金沢病院を金沢市民病院に、 金沢市立桜木病院を金沢市民病院付属伝染病院に改称 |
30年7月 | 金沢市産院を金沢市民病院付属産院に改称 |
34年8月 | 金沢市民病院を総合病院金沢市立病院に改称 (平和町3丁目の現在地に移転) |
56年5月 | 金沢市保健審議会が「金沢市立病院発展計画」を提言 |
59年3月 | 金沢市立病院改築マスタープラン策定 |
61年11月 | 金沢市立病院建設工事に着工 |
63年5月 | 本館部分竣工(玄関を除く) |
6月 | 本館部分の使用開始 |
平成元年3月 | 別館竣工及び使用開始 |
6月 | 全館完成 |
5年2月 | 本館地階増築工事(MRI室等)竣工 |
11年8月 | 東館竣工及び使用開始 |
13年2月 | (財)日本医療機能評価機構に認定される |
3月 | オーダリングシステム(病院業務情報システム)稼働 |
6月 | 睡眠呼吸障害センター新設 |
15年8月 | 外来点滴室新設 |
17年4月 | 臨床工学室新設、地下売店リニューアル |
11月 | 金沢市立病院中期経営計画策定 |
18年10月 | 開放病床(オープンベッド)稼働 |
19年11月 | 金沢市立病院経営改善会議答申 |
21年1月 | 診療材料包括管理管理業務委託(SPD委託)開始 |
8月 | 電子カルテ(医療情報システム)稼働 |
23年4月 | 石川県地域がん診療連携推進病院指定 |
7月 | 7対1看護体制導入 |
24年3月 | 金沢市立病院新中期計画(新5ヵ年計画)策定 |
9月 | 災害派遣医療チーム(DMAT)結成 |
25年4月 | 地方公営企業法の規定を全部適用、病院事業管理者設置 |
26年1月 | 金沢市立病院新中期計画外部評価 |
28年3月 | 電子カルテ(医療情報システム)更新 |
29年3月 | 新金沢市立病院経営計画策定 |
31年3月 | 病児保育室さくら開設 |
令和5年3月 | 陰圧対応病床10床設置 |
6年3月 | 金沢市立病院経営強化プラン策定 |
同年同月 | 金沢市立病院再整備基本構想策定 |