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診療科・部門

栄養管理室

栄養管理室

栄養管理室では、患者さんの病状にあった安全で美味しいお食事を、治療効果を高めるために提供しています。
調理業務は院内厨房にて徹底的な衛生管理のもと行っております。
当院の給食の特徴としては、冷凍食品や加工品は極力使用せず、『良質で新鮮な地元食材を手作りで提供しましょう!』ということをモットーとしスタッフ一同頑張っています。

診療(業務)内容

食事の内容

○食事内容の決定
主治医が患者さんの症状や年齢、身長、体重、生活習慣などを配慮し決定しています。

○塩分について
塩分は、一般食では1日7.5g以下(厚生労働省推奨量)、特別治療食で制限がある場合は、1日5g~6g未満となります。

献立・食材の特徴

○地産地消の推進
地元金沢や県内で収穫された食材や「加賀太きゅうり、金時草、加賀れんこん等」の加賀野菜を積極的に献立に使用し郷土の四季を感じていただくと共に、金沢の郷土料理である『治部煮、鯛の唐蒸し、えびす(べろべろ)』等を献立に取り入れています。

○食材の選定方法
食材は、内容成分表や主要食材産地、加工場所や衛生監視票等より、安全面、衛生面を考慮し選定したものを使用しています。

料理方法

○だしについて
だしは「うるめ鰯、昆布、かつお節、鶏がら」など天然のものを使用し、化学調味料は一切使用しておりません。

○真心込めて手作りで
冷凍食品や加工食品を極力使用せず、『コロッケ、ハンバーグ、シューマイ、オムレツ、ロールキャベツ、肉団子』も一つ一つ手作りで作っています。

食事を楽しんでいただくために

○選択メニュー
一般食の方対象に、週に4日、昼と夕食を2種類のメニューからお選びいただけます。

○行事食
年末年始や各季節の特別料理を年間12回程度提供しています。

○出産お祝い膳
当院で出産された方には、夕食にお祝い膳を提供しています。

資格取得数(R4年6月現在)

病態栄養認定管理栄養士  1名 がん病態栄養専門管理栄養士 1名
栄養サポートチーム担当者資格 1名 腎臓病病態栄養専門管理栄養士 1名
糖尿病療養指導士 2名 特定保健検診担当管理栄養士 1名
栄養経営士 1名 健康運動指導士 1名
健康運動実践指導者 1名 防災士 2名

その他(専門外来、研究、設備等)

管理栄養士の主な業務内容

  • 人間の基本的欲求である『食べる楽しみ』を重視し、[食べる]ことによって病気の治療、回復、再発の防止を支援しています。
  • 望ましい生活習慣を提言し、望ましい行動変容を支援します。
  • 栄養アセスメントや個々人にあった栄養プランを患者さんひとり一人に作成し、栄養管理に努めています。
  • チーム医療を行い、他職種との連携を図り、より適切な栄養ケアに努めています。

栄養指導

※予約がなくても主治医の許可があれば当日でも受けられます。

○入院時個別栄養指導 [週1回、入院中2回まで]
時間;平日の午前10時から午後4時まで
指導時間;20~30分
場所;各病棟

○外来オープン個別栄養指導[月1回;但し初回は月2回まで]
時間;平日の午前9時から午後3時まで
指導時間;20分~30分
場所;1階外来栄養相談・栄養指導室

入院時個別栄養指導 [週1回、入院中2回まで]

時間 平日の午前10時から午後4時まで
指導時間 20~30分
場所 各病棟

栄養サポートチーム[Nutrition Support Team:NST]

NSTとは、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師などがメンバーとなり、様々な病態に応じた適切な栄養管理を提供する医療チームです。病的状況の回復には適切な栄養管理が必須です。NSTでは各分野の専門家が情報を共有し、密に連絡を取り合って患者さんの最適な栄養管理計画の策定を行っています。

これまでの主な活動

  1. すこやか糖尿病教室(H26年度まで年1回開催)
    糖尿病で通院されている方を対象に、ヘルシーランチの試食会と運動の教室を開催しました。
  2. まち塾「テーマ:地域の健康」(H27年度)
    平和町商店街と地域の健康づくりにつながるプログラムを、当該店とコラボして実施しました。
  3. 百万石減塩レシピ本の制作
    日本高血圧協会石川県支部長・当院長の高田重男が発起人となり、県内36の県内病院の管理栄養士、栄養士会で減塩レシピ本を作成しました。
  4. 歩いて学ぶ糖尿病ウォークラリー(H30.6)
    糖尿病治療中の患者さんとご家族100名に、糖尿病弁当を監修し食べていただきました。美味しいと大変好評でした。

臨床研究に関するお知らせ

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