内視鏡センター

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内視鏡センターについて

内視鏡検査は、消化器領域、呼吸器領域における病気の診断には必要不可欠です。
近年、内視鏡機器の進歩でより微細な病変も正確に診断できるようになり、より負担の少ない内視鏡検査・治療が確実に行えるようになってきています。
苦痛がなく、安全で、かつ質の高く高精度な内視鏡診療を提供するため、消化器内科・外科、呼吸器内科の内視鏡専門医を中心に医師9名、内視鏡技師を含む看護師9名で日々の診療にあたっています。

内視鏡センターの様子

当センターでは、拡大観察や特殊光(NBI)を用いた精度の高い検査を行い、食道・胃・十二指腸・小腸・大腸癌の早期発見を行っています。
また、胃がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を積極的に行っています。さらに、胆膵領域、気管支領域などそれぞれ専門分野別に幅広く対応しています。

診療内容

消化管内視鏡検査

上部から下部消化管まで、消化管全領域に渡り、ハイビジョン内視鏡を中心として、拡大内視鏡、NBI内視鏡画像、超音波内視鏡を用いた質の高い診断を行っています。

内視鏡的粘膜下層剥離術

早期胃癌に対して消化管の内腔から粘膜層を含めた粘膜下層までを剥離し、病変を一括切除するという治療法です。体に対する負担が少なく行えるのが利点です。
一方、高度な技術を要する手技ですので、まれに治療中に穿孔など偶発症を認めることがあります。偶発症を発症したときは迅速な対応処置を行います。

胆管・膵管内視鏡検査

胆道、膵臓疾患に対して内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査を行います。さらに、胆管内超音波内視鏡検査(IDUS)、細胞診などを駆使し診断します。総胆管結石に対しては乳頭拡張術を中心とした除石術、胆管狭窄に対してはステント留置術などを施行し治療しています。

経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)

嚥下障害などによる食事摂取困難な場合にはPEGによる経腸栄養を行い、QOLの向上に寄与しています。

スタッフ紹介

消化器内科大石Dr

大石尚毅 センター長

  • 担当分野:消化器内科一般
  • 資格等:
    日本内科学会 認定内科医
    日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
    日本消化器病学会 専門医・指導医
    日本肝臓学会 専門医・指導医
    日本医師会認定産業医