耳鼻咽喉科
耳鼻咽喉科について
当科を受診される方で多い疾患は、耳は耳鳴り、難聴、めまい、鼻は副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、嗅覚障害、のどは咽喉頭炎、扁桃炎、違和感、嚥下障害などです。小児では耳垢、中耳炎や副鼻腔炎の患者さんがよく受診されます。小児の耳垢で受診をためらう声を聞きます。頻繁にとることは不要ですが、耳の穴が詰まっているような場合は耳鼻科でとることをおすすめします。高齢の方では耳鳴り、めまいが多いです。
どの病気も原因は様々ですので、問診と症状に合わせた検査を行い、診断を確定します。受診された方が安心して帰れるような説明と治療を心がけています。
診療内容
内視鏡検査
外来ですぐに行うことができます。直径2.6ミリの極細の内視鏡と高精細の内視鏡の2種類があります。
カメラで詳しく鼻やのどを観察します。従来の内視鏡システムで発見しにくかった病変もNBI観察を行い、早期の段階で発見できるようになりました。嚥下機能検査においても使用します。
聴覚検査
難聴がある場合は、まず詳細な聞こえの検査を行います。
静脈性嗅覚検査
においがわかりにくい場合、注射でにおいがわかるか検査します。
手術
全身麻酔による手術を行っています。両口蓋扁桃摘出術、鼻内視鏡手術、ラリンゴマイクロサージャリー、良性腫瘍の頸部手術などが対象です。
嚥下障害のチーム医療
医師、看護師、言語聴覚士、栄養士、薬剤師によるチーム医療を行っています。入院患者さんには、嚥下内視鏡検査にて嚥下状態を評価後、言語聴覚士によるリハビリを行っています。
外来患者さんには、通院リハビリは行っておりませんが、自宅での食事の調整目的に栄養指導を行っています。嚥下でお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。
スタッフ紹介
中西清香 科長
- 担当分野:耳鼻咽喉科一般、鼻科学
- 資格等:
耳鼻咽喉科専門医
補聴器相談医